まだ1歳になったばかりの次女は、頻繁に発熱したり、お腹を壊したり。
今日も、次女は発熱のため、保育園をお休みして、ママと1日を過ごすことになりました。
よって、4歳の長女の保育園の送りは、私が行うことに。
普段は、私が次女を、妻が長女を保育園に送っていく担当割となっているのです。
物心ついた頃から、私を嫌うようになった長女は、妻のこぐ自転車の後ろに乗って保育園に登園するのが日課となっているのです。
ところが、今日は緊急事態です。
長女を起こすため、寝ている長女に近づいた途端、私の気配を感じとった長女は、
「パパいや!ママがいい!」
半分寝ながらも、しっかりと叫びます。
出鼻をくじかれた私は、泣く泣く妻に応援を求めます。
しかし、こんなことでクヨクヨしてはいられません。
長女を保育園に送っていくという大役を仰せつかった私は、長女の大好きなプリキュアで気をひこうとします。
「ねぇ、パパとプリキュアの名前言い合いながら、保育園行こうよ♪」
「イヤだ。ママと一緒に行く」
長女の自己主張は、この上なくシンプルでわかりやすいものです。
私も『これぐらいハッキリした自己主張ができれば・・・』
と半ば長女に尊敬の念を抱きつつも、何とか娘を家から連れ出し、自転車の後ろに乗せて、保育園に向かいます。
長女は私のこぐ自転車の後ろに座りながら、「パパいや!ママがいい!パパと保育園行きたくない!おうちに帰る!」と泣き叫び続けました。
すれ違う人たちも、泣き叫ぶ長女と、それを無視して自転車をこぎ続ける私の姿を見ながら、苦笑いするのが分かります。
やっとの思いで保育園に着いた私は、未だ泣きじゃくる長女を抱えながら、保育園に預けて、出勤の途に着くのでした。
その夜、仕事を終えて帰宅すると、娘はケロッとした表情でテレビを見ています。
子供の気持ちの切り替えは早いものです。
ふとテーブルに目をやると、長女が保育園で書いたと思われる手紙のようなものが置かれていました。
何を書いてあるのかよくわかりませんが、ママへの愛情表現の手紙に違いないのだろうと思っていると、妻から「ここ見て」と。
「ままとづとほいくえんいきたい」
??
「ママとずっと保育園行きたい」
父親と保育園に行くことについて、拒否の意を全身で示しただけでは伝わらないと考えた長女は、書面による意思表示を試みてきたのです。
ここまで嫌がられていることに、悲しみを覚えつつ、長女の成長に感心するのでした。
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