今年はコロナの影響もあり、長女の夏休みは8月1日~23日の3週間だけでした。
小学校1年生の長女にとっては、生まれて初めての夏休みでした。休み期間が短いこともあり、学校の宿題もそれほど多くはありませんでしたが、一番頭を悩ませたのが自由研究です。自分で課題を見つけてそれに取り組み、成果物を提出するという自発的行為は、どの世代にとってもなかなか簡単にはできるものではありません。
「晩御飯のおかず何がいい?」→「なんでもいい」→「『何でもいい』が、一番困る!」という、よくあるやり取りにも見られるように、人は自分で考えるより、他人に指示されて何かをやることの方が、よほど楽だと感じる生き物です。
それ故、小学校1年生への自由研究という課題は、長女が生まれて初めて経験する、とても大きな課題に思えました。
長女に「自由研究、何しよっかぁ?」と尋ねても、案の定「分かんなぁい。それより、鬼滅の刃見ようよぉ。」という答えが返ってくるだけです。
妻に相談すると、「うちはキャンプによく行くんだから、キャンプに行った時の写真をいろいろ撮って、キャンプ図鑑でも作ってみたら?」とのこと。
このようにして、長女の生まれて初めての自由研究は、キャンプ図鑑を作ることに決まりました。人の提案に乗っかるのって、ほんとに楽だなぁと、改めて実感する瞬間でした。
数日後、妻は長女のために、子供向けのデジタルカメラを買ってきました。


このカメラを持って、キャンプで写真を撮り、アルバム風にまとめていきます。
私は写真を貼るのを手伝いつつ、長女と一緒にキャンプ図鑑を作っていきました。






完成度は決して高くありませんが、『小学校1年生が作るものなんて、こんなもんだろうと』と思い、長女にキャンプ図鑑を持たせ、夏休みの自由研究として学校に提出させることにしました。
2学期が始まり、授業参観がありました。そこで、各生徒の自由研究が展示されているスペースがあり、保護者達がそれらを見て回ることができるようになっていました。
私はそこで、他の子たちが提出した自由研究のレベルの高さに驚愕しました。
同じ1年生が作ったとは思えないぐらい、手の込んだ作品が散見されるのです。



私は他の子たちの自由研究のレベルの高さについて、話し好きのKumonの先生に報告しました。
(Kumonの先生については、先日投稿した「Baby Kumon https://yutapapadirenma.jp/2020/09/05/baby-kumon/」をお読みください。)
すると先生は「小学校低学年の自由研究なんて、親がどれだけ力を入れられるかによって全然違ってくるのよ。子供は親の言う通りに手を動かすだけなんだから。」とのこと。
確かに、その通りかもしれません。
私はあまり深く考えることもせず、妻のアイデアに乗っかり、そして妻の指示に従い、長女と一緒にキャンプ図鑑を作りました。その結果、他の子どもたちの作品のクオリティに圧倒されることとなったのです。 来年は我が子にも、もっと質の高い自由研究をさせようと誓う、子育てパパなのでした。
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粘土でこねこねして貯金箱とか作ってたきがします(笑)
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私も「自分のときはどうしてたかな?」なんて考えながら、娘と一緒に作成していました。そもそも私自身、小学生の時に大した研究をしていなかったことを思い出しました。(笑)
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私も遠い昔、こんな事してたなって思い出されました!
やり遂げるって本当に大事ですね!
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