私の家族で男は私一人、当然のことながら妻と娘二人は女性です。
こういう家族構成では往々にしてあることですが、一人だけ男の私は弱い立場に立たされます。
長女に関しては、幼い頃から私のことを嫌う傾向にありましたが、最近は長女の成長につれて、その度合いが増してきたように思います。
↓過去投稿「長女の抵抗」においても、長女のパパ嫌いについては書かせて頂きました。
https://yutapapadirenma.jp/2018/12/03/長女の抵抗/
長女は今年、小学校1年生になり、毎日学校から宿題が出るようになりました。私はいつも長女が宿題をやるのを見守る係です。

たまに間違えている箇所があって「ここ、間違えてるよ?」と指摘すると、長女は「パパに言われたくない!」と言って、私が間違いを指摘したことを、ママにチクり始めます。
「ママぁ、あたしね、宿題の間違ってるところを直そうとしてたらね、パパが先に『間違ってるよ』って言ってきてね、あたしすごい嫌な気持ちになったの。」
すると妻は、「あぁ、可愛そうに!それは嫌だったねぇ。パパ!謝って!」と言って、私に謝るよう促します。
私は、内心『いや、間違ってるとこ直そうとはしてなかったでしょ。むしろ、指摘されなかったら間違いに気づいてなかったでしょ。感謝されて然るべきところ、なんで謝らなきゃいけないんだ。』と思いつつも、家庭内での立場が弱い私は、『抵抗したところで妻と長女がタッグを組んで更に反論してくるだけだろう』と思いとどまり、その場を丸く収めるために「ごめんなさい」と言って軽く頭を下げるのです。
私が謝ったのを確認した妻は、長女に「パパ謝ったから、許してあげてくれる?」と訊き、長女は「うん。」と言って、さっきまで座っていたイスに戻り、また宿題にとりかかるのです。
この日、長女は学校から絵の具セットを持って帰ってきて、私にこう言いました。
「パパ、絵具セット学校で使ったから、お家で洗わなきゃいけないんだって。やっといて。」
突然のことに状況を呑み込めない私は、「えっ!?パパが洗うの??」と聞き返しました。
するとそのやりとりを聞いていた妻が入ってきて、「えっ!?こんなに可愛い娘に、絵具セットを洗わせるの!?それって虐待じゃない!?」と大袈裟なことを言ってきます。
私が、「いや、もう小学生なんだから、自分のことぐらい自分でできるようにならないとダメだよ。」と言い返しても、妻は聞く耳を持たず、長女を抱きしめ、「大丈夫?怖くなかった?パパにひどいことされたら、すぐにママに言うんだよ。」と言い、長女は「大丈夫。ママが守ってくれるから安心。」と言って、また母娘の茶番劇を演じているのでした。

また違う日、給食当番が着るかっぽう着が入った給食袋を持って帰ってきた長女は私に向かって「今週給食当番になったから、これ家でアイロンかけて、また明日持っていくんだって。」とのこと。
それを聞いた私は「へぇ、そうなんだぁ。じゃぁ、ママにお願いしたら?」と言うと、長女は「ママは忙しいからね、パパにお願いしてるの。」とのこと。
私はさらに「えっ?ママ、あそこで寝っ転がってスマホいじってるだけだよ?」というと、長女は「ママね、スマホいじるのに忙しいから、パパがアイロンかけて!」とのこと。

このように、女性が多い家庭では、男性としての地位がとても低いものです。
でも今のところ、まだ2歳の次女に限っては、パパ嫌いの様子はあまりなく、むしろ「パパだぁいすき!」と言ってなついてきてくれます。
先日も、私がトイレで用を足していると、「ねぇ、パパみてぇ!パパのうんち作ったよぉ!」と言って、トイレのドアをどんどんと叩いてきました。何事かと思い、ドアを開けると、次女はケラケラと笑いながら、粘土を丸めたものを手に持って、「これ、パパのうんち」と言って近寄ってきました。

なぜ私のうんちを作ろうと思ったのかは定かではありませんが、この子だけはパパ嫌いにならないで欲しいと、切に願う子育てパパなのでした。
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