この日、妻は友人と外出の予定があるということで、私が娘たち2人と一緒に一日を過ごすこととなりました。
本日の外出先は、日本科学未来館。
お台場にある科学館で、最先端の科学技術について、様々な展示がなされています。
妻と一緒だと、こういった博物館に類する施設を訪問しようとすると、「博物館の何が面白いの?」と言い出すので、なかなか行けません。しかしながら本日は妻がいない為、ここぞとばかり子供たちと一緒に知的探求心を満たすべく、お台場に向けて2人の娘を連れて出かけるのでした。

妻がいると、朝食タイムを優雅に過ごせるように、あれやこれやと朝食の選択肢を提案しなければならないのが我が家のルールです。
妻は休日の朝に決まって「今日の朝食について、何か提案は?」と訊いてくるので、私は「カフェでも行く?」「パン屋でパンでも買ってくる?」と妻が満足しそうな提案をすることを強いられるのです。
本日は妻がいない為、とても気楽です。娘たちも実はコンビニのツナマヨおにぎりが大好物だったりするので、コンビニ朝食は娘たちにとっても、私にとっても、Win-Winの選択肢なのです。

これまでも、私一人で娘二人を連れての外出はあったのですが、その際は毎回、自転車で行ける程度の距離までの外出でした。今回初めて、電車に乗っての遠出となり、私一人で大丈夫なものかとかなり不安はありました。
お台場まで行くには、2度の乗り換えを経なければなりません。
最初は笑顔でご機嫌だった娘たちも、段々と長距離の移動に飽きてきた様子で、ゆりかもめに乗り換えるころには、姉妹ゲンカが始まっていました。
長女は次女に対して「あたし、一人で座りたいからついてこないで!」と怒り出していました。


そんなイザコザもありつつ、なんとか日本科学未来館に到着しました。













人間そっくりのアンドロイドに、姉妹は興味津々でした。
6階には、ドームシアターもあり、迫力ある全天周の立体視映像で、科学や宇宙を体験できるようになっています。
これを体験するには、有料で事前の席予約が必要で、私も自分と長女の席を事前に予約し、未就学児の次女は私の膝の上で鑑賞する前提で、楽しみにしていました。
いよいよ予約した上映時間になったので、ドームシアターに向かい、次女を膝の上に乗せたところ、次女は「あたしも座りたい!パパの膝の上はいやだ!」と暴れ始めました。しかしながら、この日は既に満席で、次女が一人で座ることのできる空席はありませんでした。
スタッフさんも寄ってきて、「ねぇ、パパの膝のうえで見てくれる?お願い。」と次女を説得しようとしましたが、次女は「いやだ!一人で座る!」の一点張り。
収集がつかないまま、上映開始のブザーが鳴り、他のお客さんの迷惑にもなってしまうので、鑑賞を諦めてドームシアターを後にしようとしたところ、今度は長女が「いやだ!観たい!行きたくない!」と言って拒否する始末。
こんな時に妻がいてくれれば、次女を妻に預けて私と長女だけで鑑賞するという選択肢もあったのですが、父親一人で娘二人を世話するというのは、なかなか難しい面もあるものと、改めて実感するのでした。
結局のところ、長女を説得してドームシアターを後にした私たち。
長女は完全に機嫌を損ねてしまいました。
私は次女に対して「一人がわがままを言うと、みんなが迷惑するんだからね!」と言って叱りました。でも、次女はその時だけ「ごめんなさい。。。」と少し落ち込んだ様子を見せたものの、すぐにケロッとしてお菓子を食べ始めるのでした。


おしまい。
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